自由診療
色素沈着は、肌の特定部位が他の部位よりも濃くなる現象で、メラニン色素の過剰な蓄積によって引き起こされます。これは、日焼け、炎症後の反応(例えば:ニキビや皮膚疾患の治癒過程)、摩擦、ホルモン変動など、さまざまな要因によって生じることがあります。当院では、これらの色素沈着に対して最適な治療で患者の肌の状態や生活習慣に応じて、最適な治療を行います。
色素沈着が起こる原因
色素沈着とは
- 炎症性色素沈着
皮膚が何らかの炎症を経験した後に発生する一般的な肌の問題です。にきび、傷、皮膚感染症、摩擦、皮膚の刺激や炎症を引き起こすあらゆる事象の後に見られることがあります。炎症が治まった後に、影響を受けた皮膚領域が正常な肌色よりも濃くなることが特徴です。
- 摩擦性黒皮症
機械や衣類などの摩擦により肌が暗くなり、厚くなることを特徴とする皮膚状態です。この状態は、主に体の折り曲げ部分や摩擦が生じやすい部位に発生し、首、脇の下、股、内ももなどに見られる症状です。
予防と対策
色素沈着を予防し、既存の色素沈着を管理するためには、日常生活における予防策と適切なスキンケアが重要です。
日焼け止めの使用と肌への刺激を避ける
日焼けは色素沈着の一般的な原因です。毎日、SPF30以上の広範囲UVA/UVB保護機能を持つ日焼け止めを使用し、2~3時間ごとに塗り直すと効果的です。また強い摩擦や刺激は肌の炎症を引き起こし、色素沈着の原因となります。優しく洗顔し、肌をこすらないようにしてください。
炎症を迅速に治療とバランスの良い食事
にきびや傷、その他の肌の炎症は、適切なケアによって早期に治療することが重要です。炎症が長引くほど色素沈着のリスクが高まります。また、ビタミンCやE、ポリフェノールなど、肌の健康をサポートする栄養素を豊富に含む食事を心がけると良いです。
色素沈着をダイレクトに対策・治すなら当院にお任せください!
色素沈着は美白化粧品や食べ物によるケアでもある程度、薄くしていくことは可能と考えられています。しっかりと改善したい場合には、医療によるケアが必要不可欠とされています。私たちは色素沈着の原因となるメラニンの過剰生成をターゲットにして一般的なスキンケア製品やホームケアだけでは改善が難しい場合に効果的な施術をご提案いたします。
治療メニュー
- ピコレーザー治療
ピコトーニング
12,000円
- 色素沈着が気になる人
- 肌のくすみが気になる人
リスク・副作用
- 施術後1~2週間は肌がデリケートな状態ですので、保湿を充分に行ってください。また、シミ・そばかすを悪化させないためにも、治療期間中は、日焼け止めをしっかり使用して紫外線から肌を守るようにしてください。
- ピコシュアの治療期間中は、ピーリング効果のある洗顔やスクラブなどの使用は避けてください。またマッサージなどで肌を強くこすらないよう注意してください。
- ほくろに照射すると、色が薄くなったり、消えてしまうことがあるので、状態が変わると困るほくろがある場合は、事前にご相談ください。
- 照射後に赤みや痛み、水疱や強い腫れ・赤みが起きた時にはすぐに受診してください。
- リバースピール
薬剤塗布
20,000円
- 色素沈着の改善
- くすみ
- 肝斑
リスク・副作用
- 施術時に灼熱痛や⾚みが出現することがありますが、鎮静化します。
- かさぶたができた場合は落屑するまで剥がさないでください。無理に剥がすと⾊素沈着や瘢痕の原因となることがあります。
- 内服薬
トラネキサム酸
2,500円〜
美肌セット(ビタミンCとビタミンE)
3,000円
マルチセット
5,000円
リスク・副作用
- 服薬される場合は、血液を固まりやすくする作用があるため、心筋梗塞、脳梗塞、血栓性静脈炎などの病気のある方は注意が必要である
- 副作用は比較的少ないといわれているが、食欲不振、胸やけ、嘔吐などの症状があらわれることもあるので注意が必要